Home 全国有床ニュース最新号 協議会ニュース 第65号 - 次期会長挨拶

postheadericon 協議会ニュース 第65号 - 次期会長挨拶

記事インデックス
協議会ニュース 第65号
会長挨拶
次期会長挨拶
活動報告
あとがき
すべてのページ

 次期会長挨拶

全国有床診療所連絡協議会

常任理事 葉 梨 之 紀

全国で日夜、地域医療に活動しておいでの有床診療所の先生方に一言ご挨拶申し上げます。このたび、全国有床診療所連絡協議会の内藤哲夫会長が退任される事になり、4月から後任に指名されました神奈川県の葉梨之紀です。ここ数年減尐している有床診療所の活性化を目指して皆様とともに頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します。今年4月からの診療報酬改定では、有床診療所の地域における救急医療及び医療連携への役割、又、在宅診療への役割等が評価され、初めて入院基本料の見直しや一般病床及び療養病床への初期加算がつき、又複数医師加算の見直し等が行なわれました。平成18年の医療法改正による48時間条項の撤廃、医療圏における一般ベッドの扱いになってから4年、ようやく有床診療所が評価されたと言えます。今回医療費のUPは、入院(主として病院)に対して4000億円、外来(同 診療所)に対して400億円と小額でしたので、有床診療所の困窮している経営がどこまで救済されるか懸念されますが、これからの第一歩が始まったと受け止めています。入院基本料について、今回の中医協での議論では、高齢化が進んで長期の入院患者が増えている現状からは、逓減制を緩めて長期の入院料を見直す事が主となりました。尐しでも現状を改善するように、これからも努力したいと思います。今回の改訂では日本医師会に全面的にご支援・ご協力いただきました、深く感謝いたします。 - 7 - 有床診療所は、各科の専門医がそれぞれ地域によって特色のある活動をしており、地域医療に於いては急性期から慢性期までの疾患に対応していますし、ターミナルケアも含めて在宅医療にも尽くしております。もっとも特徴的なのは外来から入院治療まで、医師・看護師・事務員その他の医療従事者でチームを組み、24時間患者に対応している事で、有床診療所は日本独特のものであります。日本の医療は無床診療所から有床診療所・中小病院・大学を始めとする基幹病院まで、一体となって地域医療を形成し小額の医療費で効率良く、世界一の医療成果を挙げています。私たちはこの事に誇りを持ってこれからも頑張って行こうではありませんか。医療は人の生死に結びついた仕事であり、手を抜くことができません。その中で、地域の人達から、又患者さんから認められ感謝される事が我々のささやかな喜びであり生きがいであります。



最終更新 (2010年 7月 22日(木曜日) 21:53)